今日の富士山
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元々日本には居なかったザリガニで、今では特定外来生物に指定されており持ち出すだけでも罰金300万円以下とか3年以下の懲役を喰らいます。ちなみに法人が組織的に悪さをすると罰金の額は1億円です。
以前、仕事で世界のザリガニ展を企画したときにはまだ外来生物被害防止法が出来ていなかったので自由に買ってこれたのですが、今では大臣許可が必要になってしまいました。
その当時も、海外からのザリガニの輸入は植物防疫法で厳しく制限されており、非常に苦労した覚えがあります。
ちなみに、最大のザリガニはオーストラリアのタスマニアオオザリガニで、本当にびっくりする大きさです。これの資料を貰おうとシドニー水族館に手紙を書いたのですが、無視られました(トホホ)。どんなに凄くてかっこいいザリガニかは、検索してみてください。
ま、このウチダザリガニ。元々居たニホンザリガニと競合して生息地を勝ち取り分布を広げているようです。とは言え、本当に悪いのは分布を広げさせた人間であって、ザリガニはとばっちりなんですけど。
この写真を撮ったあと、川に放したら(元々の生息地に放しても良いですけど、別の水系に放したら上記の罰金適応対象ですよ!)、威嚇しようとはさみを振り上げて、はさみに水圧を受けて「あ~れ~」と叫びながら流されていきました~(笑)
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ようやく体調が復活するも今度は仕事が忙しい!なかなか海にいけません。あぁ~大瀬でハゼやその他の魚が私を呼んでいる~!
渓流で婚姻色の出たイワナが私を呼んでいる~(涙)
さて、写真の鳥はオジロワシです。その名の通り尾が白いです。が、白い部分をなかなか見せてくれませんでした。
飛ぶとカッコ良いそうなのですが、飛んでくれませんでした。
まぁ、翼を広げると2mを越える大型のワシですから意味もなく飛ばれると怖いかも。。。
小さな川のそばの木に止まってカラフトマスを狙っていました。が、さすがのオジロワシも増水には勝てなかったようで、じっと時期を待つしかなさそうでした。お互い大自然の驚異には勝てませんな、とつぶやいてその場をあとにしたのでした。
しかし、道路のすぐ脇にこんな猛禽類が居るなんて、知床恐るべし。なのに気が付いていたのは私だけ?それとも他の人はあまり鳥には興味ないのかな?見ごたえのある鳥だと思うのですが
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彼女に何が起こったのでしょうか?
本来川に侵入するということは、浸透圧調整を海水用から淡水用に切り替えなければなりません。
でも、このカラフトマスはまだ比較的海水用の色をしています。それなのになぜ、川のところに横たわっているのでしょうか?
よく見るとお腹のところだけ、切られています。
これは、おそらく、人間が海でカラフトマスを釣って、イクラだけをとり、捨てたのでしょう。
酷い話と思うかもしれませんが、アラスカのグリズリーも同じことをします。
このカラフトマスの死はけして無駄にはなりません。鳥や虫、狐などの栄養になって土に返っていくのです。
元々栄養の少ない北の大地。川は栄養を海へ供給し続けます。そのままでは陸の栄養が海に流れるだけです。サケたちは海の栄養を川、山へ戻すという大きな役割があるのです。
しかし、人間は堰堤やダムを作り、その循環を止めてしまいました。すぐに、影響が出るとは思いませんが、じわりじわりと影響は現れるでしょう。
川を上ったサケは、クマやワシ、狐などの動物から、植物プランクトンの栄養、水生昆虫の食料として大きな役割を持っていたのですから
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中央に背びれが見えているのが1尾、その横で顔と胸鰭が見えているのが1尾います。
ちなみに両方ともオスです。雄と雌は体型と顔つきが違うのですぐ判ります。
いわゆる鼻曲がりサケの顔付がオス、丸くて優しい顔つきがメスです。
今回実はハウジングも持って行きました。が、なんと朝から大雨。この写真では透明な水のように見えますが、実は濁りもかなり入っていて、しかも増水。とても川には入れる状況ではありませんでした。
せっかく重たいハウジング持っていったのに~ 残念!!(ギター侍風に)
カラフトマスは2年で成長して川に戻ってきます。その旅の間にはもちろん過酷な試練が待ち構えているのですが、川に帰って来たからといって安心はできません。
川の前にも危険が待ち構えています。次回はその話でも
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今回アチコチの道から鹿を見ることが出来ました。エゾシカという種類で本州の鹿とは別の種類になります。
親子連れも見かけましたが、まったく逃げません。特に知床半島で見かける率が高かったです。
まったく逃げないのは観察者としては都合がいいのですが、実際野生動物と人との距離感がこんなに近くていいのかなぁとの疑問も抱きました。
そして、知床での鹿のハイライトがこれ。
オスジカの恋を巡る大バトル!見ているほうまで角のぶつかるガツッガツッ!という音が聞こえてきました。
が、鳴き声はキュ~ンと言った感じでかわいいのですが!
近年、このエゾシカが増えすぎて問題になっています。農業被害や林業被害もそうなのですが、春先、ヒグマが食べていた植物まで食べつくしているようです。本来のヒグマの食性は草食に近い雑食。それが冬眠開けに食べられる草がなくなってきているようなのです。それでクマは、エゾシカを食べるようになってきているとか。生物のたくましさですが、このままクマの肉食化が進めば新たなトラブルの元になる可能性は充分にありそうです。
鹿の増加も人間の影響が大でしょうから、どう付き合っていくのか、しばらく静観する必要があるのかもしれませんね
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北海道初日は、サロマ湖と網走の間に位置する能取湖にシーズンのサンゴ草を見に行きました。
サンゴ草は名前のとおり草ですが、塩分を含んだ水辺に生え、秋になるとサンゴのように紅葉します。
まだ一部緑のままでしたが、色の濃いところを狙って撮影してみました。
カモメがたくさんやってきて、人もたくさん観光客が訪れていましたが、やはり見事な物でした。赤いサンゴ草が一面に広がっているのは見ごたえがあります。
注意点としては、この時期でも巨大な蚊がたくさん居ます。汽水湖であるのと秋の時期なのでユスリカかと思って油断していたらかなり刺されてしまいました。せっかく携帯用虫除けマット持って言ったのに知らなかったから使いませんでしたよ。トホホ。結構痒いのでご注意を。
それと入り口には小さな看板がちょこっとあるだけなので見逃しやすいです。北海道ですから調子に乗って車を飛ばしていると通り過ぎてしまうかもしれません。
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